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骨折日記 (2006/01/08骨折)

10時過ぎ。
遅い時間にタカモト君と滑走開始。
一本目、思ったよりコースが荒れておらず快適なパウダーラン。
事故は2本目に起きた。

骨折から下山まで
ニセコ東山スキー場ロッジ裏の未圧雪ゾーンを滑走中、ターン途中でボクッという音とともに飛ばされ雪面にうつ伏せに叩き付けられた。
右足すね部分を何かに強打したようだ。

一瞬膝が外れたかと思った。
以前脛を枝にぶつけて膝の靭帯を損傷したことがあったので今回もかと思ったが、どうも様子がちがう。
身体を動かそううとすると不自然に脛の部分で足が捻られる。
「うわっ、骨折かよ。」
斜面を見上げると、右すねをぶつけたと思われる切り株が見えた。

あれにぶつけたらひとたまりもないなぁ。

うつ伏せのまま動けない。
骨折したらしいというのに意外に冷静で、タカモト君連絡を入れ骨折したらしいと告げる。
タカモト君からコグ達に連絡が行ったようで、パトロールより先に現場に来てくれた。
遅れてパトロールが到着。

なにやらエアーで骨折箇所を固定する器具を取り出して右足を固定。
搬送用のそりに乗せられて下山。
そりは予想以上にスピードが早かった。

もっとゆっくり静かに運ぶと思っていたのでそのスピードに驚ろかされた。
結構なスピードが出ているのでコースのギャップでそりが跳ねると骨折した個所がずれて激痛が走る。
もう全く我慢なんかできず、大声で悲鳴を上げていた。
終いには少しでも骨折箇所のずれを抑えようと左足で右のすねの骨折箇所を押さえつけた。
これで痛みは随分抑えられたがやっぱりギャップでそりが跳ねると悲鳴が出た。
傍で見ていた人達はきっと何事かと驚いていただろう。

搬送中が折れた時より痛いなんて思っても見なかった。
「もう少しですよ。」
のパトロールの声と共にそりのスピードが落ちた。

ホッとしたのもつかの間急にそりが傾いた。
着いたのかと思ったがどうも違うようだ。
バランスを崩してそりが倒れたらしい。
そりを起こして少し走って何とか下山。

下山した時に既に救急車が到着していた。

昔、知り合いの娘さんがキロロで骨折した時には1時間近く救急車が来なかったのを思い出しその速さに驚いた。
痛かったけど迅速に対応してくれたパトロールに感謝です。

救急車から倶知安厚生病院
救助そりから救急車に移動する。
そりでの激痛から開放され落ち着きを取り戻す。
救護隊員の方とも雑談交じりに必要事項を話せるほど落ち着いていた。
病院到着には思ったより時間が掛かった。
こんなに時間が掛かるのに下山した時には救急車が到着していたってことは、パトロールの方々も相当頑張ってくれたんだなぁ。
感謝感謝です。

診察はいたってスムーズに進み、レントゲンを取り診察してあっけなく終了。
「骨折ですね。手術しましょう!」
まあ折れていることは判っていたが、実際レントゲンを見せられて現実を直視させられると心の中で「骨折じゃなければいいなぁ」なんて淡い期待ははかなく砕け散った。

倶知安で入院手術すべきか札幌に戻って入院すべきか迷ったが、色々手続きとか家族のこともあるので札幌に戻ることにする。
ギブスで仮固定しただけの身体で札幌に戻る。
足を少しでも動かすと痛みが走る。
車に乗っている間はそうでもないが乗り降りが非常に苦しかった。

帰る途中、札幌の大き目の病院に電話をするが当番医を紹介されるだけで診療してくれない。
当番医で一番近いのは手稲の病院だった。
仕方がないので今日はコグのうちに泊めさせて貰う事にした。
よしき、ともみんも泊まることになり、後から来た次元も泊まることに。

就寝時はそれほど痛みは無かったのだが、明け方近くに痛みで目が覚める。
その後は眠っては痛みで目が覚めるの繰り返し。
結構辛かった。

クッションで足を上げていたのだが、クッションが柔らかかった為か床暖のせいで暖まった為なのか判らないが痛みが増した。
足を木の台に移したら痛みも治まってよく眠ることが出来た。

こぐ、ゆきぽん、よしき、ともみんには終始世話になりっぱなしで申し訳なかった。
ありがとう。

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