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GPSを使いこ
なす・カシミール3Dの使い方 (ログの修正方法No.2)
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山関係
のホームページやバックカントリーのホームページを見るとログをアップしているところがありますね。
ログが赤一色のものもあれば、登りのログと下りのログを色分けしているところもあります。
そこで今回はトラックログを色分けする方法を説明します。
人手間かけてログの色分けをすると登りと下りのログが判別しやすくなります。
実際のバックカントリーではほとんど意味はありませんが、記録を残したりホームページにログを載せたりするには有用でしょう。
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ログの
色分けをする前に、重複しているログを整理します。
普通この操作は必要ありませんが、説明に使用しているログファイルには何度も同じログをダウンロードしているのでログが重複してしまっています。
説明ししやすいように削除してしまいます。
削除は「GPSデータエディタ」上で削除したいログを右クリック→「削除(D)」です。
直接地図上でログを右クリック→「トラック操作...(T)」→「削除(D)」でもかまいません。
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トラッ
クログがひとつになったところで説明をはじめます。
編集するログを右クリックするとプルダウンメニューが現れますから「トラック編集(E)」を選択します。
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すると
「トラック編集」画面が現れます。
画面の中に緑色の地形と赤いログが表示されています。
画面をよく確認すると登山者のアイコンがあります。( 赤○ の部分)
この登山者のアイコンの位置がトラックログ上で選択されているポイントになります。(この画面では0001)
このアイコンは地図上のトラックログとも連動しています。
試しに登山者アイコンをドラックして移動してみてください。
「トラックログ編集」画面下のポイントのデータがアイコンの移動と連動して動きますし、地図上のアイコンも連動してトラック上を移動するのが分かると思い
ます。
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トラッ
クログの色はひとつのログではひとつしか使えません。
ですから、ログを色分けするにはログを登りのログと下りのログに分割する必要があります。
ではログを分割してみましょう。
登山者アイコンを山頂に移動します。
ポイントの標高の一番高い場所、今回は228mに移動させます。
アイコンのドラックでポイントを合わせにくい場合は直接ポイントをクリックするといいでしょう。
位置が決まったら、アイコンを右クリックし「選択範囲(S)」を選択します。
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「選択
範囲(S)」を選択したら登山者アイコンをドラックしてログの最後まで移動します。
すると登山者アイコンに挟まれた部分が反転します。
別の方法として、
山頂に登山者アイコンを移動後、画面の任意の位置で右クリックし「選択範囲(S)」を選択することで登山者アイコンの位置から「選択範囲(S)」で選択し
た位置までを選択することも可能です。
また直接ポイントをクリックしShift+クリックでも選択範囲を決めることが出来ます。
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反転し
たリスト上で右クリックし「削除(D)」を選択すると、反転している部分のログが削除されます。
(メニューの編集画面から「削除(D)」でも削除できます。)
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以上の
操作で、登りのログの完成です。
このログを新規で保存します。
ここで上書保存してしまうと、元のログが上書きされてしまい下りのログが作れなくなってしまうので注意してください。 |
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「新規
保存」を選択すると「トラックデータプロパティ」のダイアログが表示されます。
タイトルと表示色を決めてOKボタンをクリックします。
今回はタイトルを「円山No.1」、表示色をミドリにしました。 |
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トラッ
クの中に「円山No.1」という登りのログが出来ました。
続いて下りのログの作成です。
手順は上りのログの作成と同様です。
元のログ(2006.06.07(円山))を開きます。
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これか
ら下りのログ作るのですが、ログの選択方法は別の方法を取ってみましょう。
登山者アイコンを山頂に移動します。
ログの一番初めを右クリックし「選択範囲(S)」を選択します。
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登りの
ログが選択されますから選択されたログを削除します。
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下りの
ログが完成しました。
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下りの
ログはタイトルを「円山No.2」、表示色は赤のままにしました。
OKボタンをクリックして保存します。
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トラッ
クの中に「円山No.2」という下りのログが出来ました。
トラックには元のログ「2006.06.07円山」、「円山No.1」、「円山No.2」の3つのログが存在します。
元のログが不要なら削除してかまいません。
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最後に出来上がったログを地図上で確認して見ましょう。
登りがミドリ、下りが赤のトラックログが地図上に表示されていれば成功です。
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