■カシミール3Dを使いこなす
・カシミール3Dインストール
・ルート作成
・ログの取り込み基礎
・ログの取り込み応用
・個別にログを保存する
・まとめてログを保存する
・ルート・ログの設定方法
・ログの修正方法No.1
・ログの修正方法No.2
・カシバードを使ってみる1
・カシバードを使ってみる2
・地図を印刷する1
・地図を印刷する2

■Mac でカシミール3D    
・その1
・その2


 スポンサード リンク 

   
 

GPSを使いこ なす・カシミール3Dの使い方  (ルートの作成方法)    


<スポンサード リンク>


1.地図の表示
GPS3.JPG - 248,384BYTES GPS 本体でもルートは作れますが、地図から経緯度を読み取って1ポイントずつ打つのは気の遠くなる作業です。
カシミール3Dを使えば、マウスをクリックするだけで思い通りのルートが作れます。

カシミール3D起動後、まず画面の表示を目的地へ移動させます。

移動はメニューから「ジャンプ(J)」→「地名へ(J)」を選択すると検索画面が表示されるので、検索対象、検索分類等を選択し目的の山名を入力し検索を 開始します。



2.目的地の検索/表示
GPS4.JPG - 45,559BYTES

今回は円山に登るルートを作りますので「円山」と入力して検索します。

GPS5.JPG - 69,471BYTES

羊蹄山など特殊な名前の山だと検索結果は絞られますが、「円山」のような一般的な名前の山だと多 数検索されてしまいます。

場所が分かっている場合は地図の縮尺を小さくして直接目的地に移動し地図を縮尺を元に戻して目的地の地図を表示する方法もあります。

今回は検索して探す方法を取りましたから検索結果の中から該当する「円山」を選択しダブルクリックします。

GPS6.JPG - 336,418BYTES

選択した地名をダブルクリックすると画面が目的地へ移動し選択した地名を中心とした地図が表示されます。

これでルート作成の準備が整いました。


3.ルートの作成
GPS16.JPG - 320,784BYTES

ルート作成の開始位置にカーソルを合わせ右クリックするとプルダウンメニューが現れます。

プルダウンメニューの「新規作成(N)」→「ルート(Route)作成(R)」を選択するとルート作成が可能となります。


GPS17.JPG - 324,463BYTES

コースの分岐点などポイントしたい場所で左クリックすることでポイントを追加することができま す。

左クリックを続けて必要な地点にポイントを作成します。
ルートが完成したら最後に右クリックます。

右クリックすると「1つもどる(U)」と「確定(E)」というプルダウンメニューが表示されるので「確定(E)」を選択しルート作成を確定します。

GPS18.JPG - 15,889BYTES

GPS19.JPG - 329,800BYTES

ルート作成が終了し「確定(E)」を選択すると「ルートデータのプロバティ」が表示されますからタイトルにルートに名前を付けます。
日本語でも名前は付けられますが、英語版のeTrexにルートをアップロードする際にエラーが表示されるので注意が必要です。

この画面に「測地系属性」「測地系変換」とありますが、カシミール3Dの測地系はデフォルトでWGS84となっており現在日本の測地系はWGS84ですの でここを操作する必要はありません。
注意しなければいけないのは古い1/25,000の地図を使う場合です。市販の地図を使う場合は測地系の確認が必要です。
測地系がTokyoの場合の場合は測地系をTokyoに変換する必要があります。
GPSの測地系を変える方法もありますがどちらも測地系を戻し忘れる可能性があるのでお薦めできません。
測地系の操作はせず、カシミール3Dから地図を出力して使用することをお薦めします。
 


4.ルートの修正
GPS_E1.JPG - 131,893BYTES

GPS_E2.JPG - 133,909BYTES

GPS_E3.JPG - 132,495BYTES

折角作ったルートでもポイントが間違っていた場合は修正しなくてはなりません。
ルートの修正の仕方には二つの方法があります。
ルート作成中に修正する方法と出来上がったルートを修正する方法です。

<ルート作成中の修正>
ポイントする位置を間違った場合は右クリックしてプルダウンメニューから「1つもどる(U)」を選択すればポイントを一つ前に戻すことが出来ます。
この操作は繰り返せますから必要なだけ前にもどすことが出来ます。

<出来上がったルートの修正>
修正したいポイントをクリックし移動したい位置までドラッグしてクリックを離します。
プルダウンメニューが表示されるので「確定」を選択すればポイントが移動します。
「キャンセル」選択すると移動は取り消されます。


5.ルートのアップロード
GPS20.JPG - 328,683BYTES

作成したルートをGPSにアップロードします。

作成したルートのポイント上で右クリックします。
プルダウンメニューが表示されるので「ルートの操作...(R)」→「GPSへアップロード(U) Ctrl+Shift+P」を選択します。

GPS21.JPG - 35,979BYTES

「アップロード/ダウンロードリスト」が表示されるので「ルート」から「円山」を選択します。


GPS22.JPG - 36,240BYTES

「アップロード/ダウンロードリスト」のメニューから「アップロード」をクリックし「ルートデータ(R)」をクリックします。

GPS23.JPG - 27,128BYTES

「GARMINとの通信」の画面が表示されるのでRS-232C(COM)接続を選択し通信ポートを選択します。
(私はCOM2で接続しているのでCOM2を選択しています。)

GPS24.JPG - 6,201BYTES

この状態で「開始」ボタンをクリックするとルートデータがGPSにアップロードされます。

GPS25.JPG - 11,122BYTES

ここでルートのポイントデータに日本語が含まれているとエラーが表示されます。
ポイント名を変更するかアップロードしないかを選択します。

GPS26.JPG - 11,404BYTES

エラーが解消されるとルートデータのアップロードが再開されます。

GPS27.JPG - 7,227BYTES


「通信中」のダイアログが消えればアップロードは終了です。


ログの取り込み基礎編へ
進む

<スポンサード リンク>