バックカント
リーのおすすめ本
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バックカントリー 入門
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バック
カントリーの入門書です。
バックカントリーに必要な基礎知識を101の項目に分け1項目を見開き2ページで解説しています。
図解入りで分りやすい良書です。
バックカントリーを始めたいと思っている人はまず最初に読むことをお勧めします。
お薦め度:☆☆☆☆
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この
本、サーファー向けの波の予想をする上で必要な気象の基本を書いた本ですが、結構バックカントリーで天候を読むのに参考になります。
雪崩をよむには気象の勉強も必要です。
サーフィンもバックカントリーも天気が命です。
一年中天気図と睨めっこの生活が続きます。
気象のことをより深く知ることが、サーフィンやバックカントリーをより深く知ることにつながります。
お薦め度:☆☆☆☆ |
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ゲレン
デではある程度(あくまでもある程度でOK)滑れるけど、もう少しプラス・アルファで楽しみたいなあと思っている人のためのガイドです。(まえがきより)
バックカントリースノーボードを始めた当初 『雪山に入る101のコツ』 とともによく読んでいた一冊です。
口語調の文体は親しみがもて好きな一冊ですが、出版が1999年と古く読み返すと情報に古さを感じます。
ホームページを本にするときっとこのような本になると思います。
「FIELD REPORTS」ではニセコアンヌプリ−イワオヌプリ−モイワスキー場のルートが紹介されてます。また、「SPECIAL ROUTE
GUIDES」ではスノーボード向けの日帰りルートが15ルート紹介されています。
お薦め度:☆☆☆
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雪崩・遭難
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雪崩予
報官を長きにわたって務めてきたブルース・トレンバーによる雪崩に関する一般向きの総合書です。
本書の書き出しは著者ブルース・トレンバーの雪崩体験から始まります。
雪崩を体験したものにしか分らないその描写は読む者を引き付けます。
雪崩の解説は北米を中心に書かれていますが内容は日本でも充分通じます。
雪崩のトリガーとなる事例が多数紹介されており非常に参考となります。
また、多くの例をあげて回答方式でその事例での雪崩のリスクを説明しており理解しやすくなっています。
翻訳本のため一部分日本人には理解しにくい部分がありますが、全体的に読者に理解しやすいように書かれた良書です。
僕らがバックカントリースノーボードを楽しんでいる斜面が一番リスクの高い斜度だということを教えてくれます。そしてその雪崩斜面でいかにしてリスクを減
らして遊ぶかを教えてくれます。
お薦め度:☆☆☆☆☆
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最新雪
崩学入門の改訂版。
北海道雪崩防止研究会 の雪崩防止セミナーのテキストとして使用されていま
す。
最新雪崩学入門が大幅に改定され情報量も倍増しました。
最新雪崩学入門では理解しにくかったことも、写真や図表を多く使い理解しやすくなっています。
雪に関する科学的考察、雪崩の発生メカニズム、雪崩テスト、雪崩用の装備の検証までの雪崩の前の予備知識から、雪崩の後のセルフレスキュー、遭難者への対
応、捜索まで。雪崩に関する全てが網羅されています。
雪崩に関する知識は本を読んだだけでは身に付きません。
雪崩防止セミナー等に参加して自分の物にしなくてはなりません。
本書を一読した後に雪崩防止セミナー等に参加するのが有効だと思います。
お薦め度:☆☆☆☆☆ |
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北海道雪崩防止研究会 の雪崩事故防止セミナーのテキストと使用されたていたので、北海道でバックカント
リーを行っているほとんどの人が持っているバイブル的な一冊です。
現在は前出の「決定版 雪崩学」がテキストと使用されておりその役目を終えていますが、内容は今読み返しても十分通じます。
インターネットで検索して見つかる雪崩に関する情報もこの本以上のものはまれです。
それだけ良く出来た一冊といえるでしょう。
ページ数が157ページと少な目で手軽に読め、それでいて内容の濃い本です。
お薦め度:☆☆☆☆ |
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1997
年以降に起きた雪崩事故8件を取り上げ検証ています。
8件中7件の事故は雪崩事故の当事者もしくは遭遇した方の証言を交えて検証されており、雪崩発生から救助までの一部始終が克明に記されています。
特に尻別岳の雪崩事故は身近な山域の事故で印象が深いでした。
雪崩事故に遭わないための、雪崩事故から生還するためのノウハウが細かく書かれています。
2000年2月19日の北アルプス・唐松岳八方尾根ガラガラ沢の雪崩事故で亡くなった ジェイムズ・ゴー
ドンの母親の言葉が忘れられません。
「バックカントリーに滑りに行くなら雪崩教育を受け、雪崩ビーコン、シヤベル、ゾンデを持ってほしい。これらの装備は700ドルあればそろえられる。」
「子どもたちの命の値段はいったいいくらですか?」
あなたの命の値段はいくらですか?
お薦め度:☆☆☆☆☆
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本書
は、山での気象現象が直接的・間接的な原因となっている新旧の遭難事故七件を検証したものである。(あとがきより)
バックカントリースノーボーによる雪崩事故、遭難の事例ではありません。
一般の登山での気象変動によって起きた遭難事故を検証した著書です。
検証内容は興味深く、事例の多くが冷静に考えればその状況では普通は登らないだろうという状況で山行は決行され遭難に至っています。
第三者的な目で見れば無謀な行動でも当事者にとってはそれしか選択肢がなかったのだと想像させます。
極限状態で冷静な判断が出来るかどうかが生死を分けています。
更に付け加えるならば、早め早めの状況判断が出来るかどうかが遭難の分岐点となっています。
考えさせられる一冊です。一読を薦めます。
お薦め度:☆☆☆☆
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カシ
ミール3D
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『カシ
ミール3D』の解説本の完結巻です。
3Dパノラマやムービー作成の決め手、各種地図・データの活用など「カシミール3D」の高度な機能をやさしく完全図解した地図とソフトのオールインワン・
パッケージです。
『入門編』、『GPS応用編』、『パーフェクトマスター編』の3冊の収録地図を合わせると全国の5万図が揃います。
<付録CD
収録地図> |
20万地形図 |
全国 |
5万地形図 |
北海道・東北〜福島南部 |
50m標高 |
全国 |
お薦め度:☆☆☆☆☆
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『カシ
ミール3D入門』の続編です。
「カシミール3D」のGPS機能を図解で詳しく解説しています。
ハンディGPSが紹介されており、GPS初体験の人にも簡単に基本操作ができるように構成されています。
また、「カシミール3D」単体での優れた地理データベース機能も紹介しています。
付録の地図データだけでもお買い得です。
詳しくは こちら を参考に
<付録CD
収録地図> |
20万地形図 |
全国 |
5万地形図 |
名古屋から沖縄まで |
50m標高 |
全国 |
お薦め度:☆☆☆☆☆ |
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『カシ
ミール3D』初の解説書です。
地図操作の基本、展望図の作成、風景の作成、可視マップ、各種データの操作、デジカメ機能などが解説されています。
収録されている専用地図はすべて標高データ付きです。
市販の 数値地図
50mメッシュ(標高) の価格が7,500円ですからこの本のお手ごろさが分ります。
<付録CD
収録地図> |
20万地形図 |
全国 |
5万地形図 |
福島南部から名古屋まで |
50m標高 |
全国 |
お薦め度:☆☆☆☆☆
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地図・コンパス
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バック
カントリーの計画立案、行動に切っても切れないのが地図読みです。
バックカントリー成功の80%以上は計画の立案の時点で決まると思っています。(あとの20%体調と天気と運です。)
それ程地図読みは重要なウエイトを占めています。
例えば、登りのルートの確認、滑走斜面の確認とエスケープルートの確保、下山ルートの確認。全ての工程で地図読みが必要となります。
駐車場から下から上まで見渡せるような斜面なら地図を読む必要はないかもしれませんが、そういった斜面はスキー場脇のオフピステでも皆無でしょう。
スキー場脇のオフピステに入る場合でもエスケープルートの確認は必要なのです。
地図読みは訓練するしかないのですが、読み方を知らなければ読めるようにはなりません。
本書は数少ない地図読みの入門書です。
お薦め度:☆☆☆☆☆
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正直なところ、この本を読むまではオイルコンパスを使った現在位置確認の精度に疑問をもっ
ていました。
コンパスの取扱説明書に書かれている方法では誤差が大きく現在位置の特定が困難でしたが、著者の薦める「早撃ち式」というコンパス操作は非常に精度が高
く、僅かな誤差で現在位置を特定できます。
この本を読み「早撃ち式」を試してみてオイルコンパスへの信頼度が一気にアップしました。
僅か170ページほどの本なので一気に読めます。
一気に読んで、「早撃ち式」の精度に驚いてください。
お薦め度:☆☆☆☆☆
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道迷いの事例を読むと、これは迷うという事例からこれで迷うと
は思えないというものまで多彩です。
迷うとは思えない事例でも実際現場にいれば迷ってしまうのかもしれません。
道迷いのシュミレーションをすることは実際の道迷いを回避するために役立ちます。
読図の基本を身に付けるのに役立つ一冊です。
ただ、個人的には地図を整置する習慣が無いのでその点は違和感がありました。
お薦め度:☆☆☆
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GPSを始めて使う人は一度読んでおくといいでしょう。
GPSの位置情報は天空が開けた状態では10m以下の精度を誇りますが、GPSの使い方、地図読みが出来なければ宝の持ち腐れです。
GPSの原理から使い方、地図とコンパスの使い方までやさしく書かれています。
お薦め度:☆☆☆
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スノーボード
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ちょっとまじめにワックスをかけようかと思い読んでみました。
この本を選んだのは、著者が私と同い年、北海道出身だったから(笑)
そして、普通の人だったから。
著者は、趣味でスノーボードを楽しんでいる一般の方です。
ホンダで設計に携わっている方で、スノーボードを理論的に検証する際に自動車と対比させているのが面白く説得力があります。
ターンの説明でアンダーステアが出てくるとは思いませんでした。
「ワクシングの知恵」では今まで疑問に思っていた事に明快な答えを出してくれました。
また、私が最近愛用しているノットワックスを肯定的に説明されていたのには驚きました。
本の題名の通り、実用的な一冊です。
用具とワクシングについて、理論的にそして分りやすく書いている本は他には無いと思います。
お薦め度:☆☆☆☆
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実用 スノーボードの科学〈2〉用具&ワクシング編 が面白かったので読んでみました。
この本も前作と同様、トリックとバックカントリーについて理論的に解説されていて興味深いです。
トリック系の解説が大部分を占めています。
バックカントリーは登りについて運動生理学的に解説されています。
そういった視線でハイクを捕らえたことが無かったので面白いでした。
お薦め度:☆☆☆☆
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