2002-2003 シーズン


No.51 2003/07/06 赤岳


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今シーズンの最後の山は赤岳。

札幌に前泊したぐれっちと一緒に4人で赤岳へ向かう。
途中、高速で雨が降り出した。
今日の天気予報は晴れなはずなのに。。。。
高速を降りる頃には、雨もやみ一安心。

国道から赤岳に向かう林道で数台のバスとすれちがう。
結構人が入っているのかなぁなどと思いながら、8時過ぎ銀泉台到着。
駐車場は満車で停める所がない。
こんなに入ってるのか。。。登山ブームらしいからなぁと一人で納得。
仕方がないので、駐車場から少し戻って道の脇に路上駐車して登る用意をする。
準備している最中、ブヨがわんさか寄って来てうっとうしい。目国内岳以来のブヨの大軍だ。ブヨを追い払いながら準備終了。
ぐれっちは、スケボーみたいな小さなスノーボードにブーツを付けて背負ってる。
どんな滑りを見せてくれるのだろう。

8:40 赤岳登山口出発。
銀泉台で登山届けを出して出発。
見上げると、雪渓をトラバースしている登山者が30人以上いたが、スキーやスノーボードを担いでいる人は一人もいない。
最近、スノーボードを背負って登るのがちょっと恥ずかしい。

第一雪渓は、お情け程度に雪が残っていたが、とても滑れる状態ではなかった。

9:45 第二雪渓
意外に雪が残っていた。
雪も柔らかいし、これなら十分滑れそう。
雪渓脇の登山道を登る。
周りは満開の花で埋め尽くされている。
花を見ながらの登山も楽しいかなぁ。

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10:00 駒草平到着。
高山植物が綺麗だ。
きっとコマクサが咲いているから駒草平って言うんだよな。少し花の勉強しようかな。
東岳の雪渓が眼に入る。あそこを滑った人がいるんだよね、なんて話ながらアクセス方法を考えてた。

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10:30 第三雪渓
第二雪渓より広いバーン。
なかなかいい感じ。

11:15 第四雪渓
第四雪渓を登り切った所で、スノーボードをデポし山頂を目指す。
スノーボードを背負っていないとホントに登るのが楽だ。

11:30 山頂到着
凄い人。老若男女の登山者で山頂は埋め尽くされ、人口密度が高かった。
取り合えず、山頂の岩に登って360℃のパノラマを堪能。
北鎮はまだしっかり雪が残ってる。こりゃ滑れるわ。
登っている最中は薄曇りで快適だったが、山頂に着くと快晴で暑かった。
あんまり暑いのでブーツを脱いでリラックス。
ブーツを脱ぐと楽でいいわ。でも、山でブーツ脱いでる奴はいないよなぁ。

さて、今日のディナーはさなが用意してくれたチーズフォンディユ!
ワインの香りがたまらない。
ガーリックトーストは当たり前。激うま。
えっ、ミニトマト。。。。どーやって食べるのよ?
チーズを絡めて食べるの??
ちょっと待ってよ。。。でも折角だから。。。。あれ、美味しいや!
鱈腹頂きました。ごちそうさま!

デザートはぐれっち特製の作りたてのアイス。
完全に凍ってるよ。感動した。
どうやってペットボトルの中のアイスを食べるかと思ったら、ナイフで輪切り。
アイスを輪切りにするの始めてみた。
みんなで笑い転げながら、冷たいアイスをいただきました。
ペットボトルの上と下では甘さがちょっと違ったようだった。
でも、美味しかったよ!

ちょっと人は多いけど、綺麗な景色と美味しい食事。いいなぁ。
山頂での〜んびり。
滑りに来たのを忘れてしまいそう。

12:40 下山開始
団体さんが下山したあと、スノーボードをデポした所まで降りて滑走準備。
下から見るといい感じの斜面だったが、上から見るとスプーンカットを通り越して尖ってる。
尖った先に土が乗ってる。。。。どうやって滑るのよ。。。。

ギャラリーがたくさんいる中を滑走開始。
全然滑れないゾっていうかターンが出来ない。
ターンしようとすると板がトンガリの上の土に乗り上げてブレーキが掛かる。
何とか第四雪渓を滑り降りる。
ぐれっちは短い板でオーリしたりバックフリップしたりで苦労していた。
みんな大変な癖に、大笑い。
端から見たら変な集団だ。

第三雪渓では見事に撃沈。トンガリがおケツ直撃。
サーフィンで足滑らしてサーフボードに尻餅ついた時みたいだ。絶対アザになってるゾ。
yossyも撃沈。尾てい骨直撃!
さなは。。。なんとかクリア。
ぐれっちは。。。グラトリやってるし。。。

第四ステージ、第三ステージとコテンパンにやられた一行は最後のステージ第二雪渓に突入。
今度こそはと頑張りましたが、やっぱり、やられました。
でも、みんな大笑い。
沢山のギャラリーの前で大恥かきました。
ボーダーって大した事無いのねってみんな思った事でしょう。

笑って笑われての滑走も終了し、テクテク下山。

15:30 登山口到着

長いシーズンがやっと終わりました。
いい仲間に巡り会い、とっても充実したシーズンでした。
沢山の感動を、ありがとう!
また、4ヶ月後、山であいましょう。

御苦労様でした!


スライドショーは こちら






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