2002-2003 シーズン


No39 2003/03/09 日勝-ペケレベツ岳
 
日勝-熊見山ねらいで出発する。
よしき君達とはスキー場で待ち合わせ。

千歳を過ぎた辺りから強風となり、夕張を過ぎた時点ですっかりゲレンデモードになっていた。
天気はいいのだが、この強風で山行は無理。。。

シェルターまで行くと、日勝ピークがいい感じで見えていた。
見るからに、滑って下さいと言っている。
日勝ピークを一本滑ってから、熊見山もいいかな。
シェルターを越えて、熊見山のスキー場側の斜面は、風の所為かウロコ状にクラストしていた。
イマイチ、そそられない。

風が強いから、日勝ピークだけでいいかぁ。などどtomoさんと話していたら、ペケレベツ岳のオープンバーンが目に入って来た。
「あそこ滑りたいね〜〜」といっていると。。。
「あっ、よしきの車だ!」
しっかり、斜面のチェックをしているよしき君がいた。
よしき君と話すのに車から降りると、風が吹いてない!
なんでだぁ???
風がなければ、こっちのもん。
急遽作戦会議を開き、
日勝からペケレベツ岳に登り、あの斜面を滑ることに決定!

よしき君の車をデポし、シェルターの駐車場に戻る。

日勝ピークへの登りは、クラストした斜面で登りやすかった。
これじゃあ滑っても楽しくないなぁ。

日勝ピークから日勝裏にドロップ。
最初はクラストしていたが、高度を落とすと意外や意外、パウダーがあった!
この時期、こんな深い新雪が味わえるとは思わなかった。

1160mまでトラバース気味に高度を落としながらペケレベツ岳のコルの下まで移動。
そこからハイクアップしコルに取り付き、ペケレベツ岳を目指す。
股ラッセルあり、クラストありの変化に富んだ尾根筋だ。
尾根から見る景色は、992と余市岳が一緒になった感じだ。

思ったより簡単に山頂到着。

山頂直近で風が強くなり天気が悪くなって来た。

小休止後、ピークからドロップ。
最初オープンバーンを滑るが山頂直下は見た目通りのガリガリのアイスバーン。
高度を落としても、吹きだまりとアイスバーンが入り交じっていて滑りにくい。

よしきが林間がいいというので、林間にトラバース。
なんだここは!
思いっきり深いパウダーだぁ!
時期外れの、深雪パウダーを満喫。

最高〜〜!!!!

尾根の最後は両脇に雪庇が出来ていて崖の様。。。
危ない危ない。
斜度のない所から下におりる。
そこからは、延々と続く緩斜面。。。。
深すぎて、全く板が進まない。
沢筋をなんとか滑りながら降りるが、最後の2km近くはスノーシューで深雪ハイキング。
まさか、下山でシューを履いて歩くとは思わなかった。

やっとこ駐車場に到着し、本日の山行終了!
振り返ればペケレベツ岳に夕日が沈んでいた。

大変だったが、楽しかった。

030309NISSYO.JPG - 19,754BYTES


スライドショーは こちら






バックカントリーの必需品

Colchuck

ポール 

MSR

GARMIN

PIEPS DSP

ショベル

プローブ


home     back