2002-2003 シーズン


No.20 2002/12/30 イワヲヌプリ

チセを滑ったあと、イワヲを偵察しようとイワヲへ向かう。
イワヲの駐車場に到着するも、イワヲは全く見えない。
取り合えず見える所まで行ってみようと用意をするが、行けば登るに決まっている。
イワヲは見えないが、視界はそれなりに効いているのでなんとかなると思ったが、イワヲの尾根筋に出ると強風にあおられることになった。
尾根に取り付き、クラストした斜面まで登った時点では撤退は不可能な状況になった。

021230IWAO.JPG - 7,150BYTES


コル直前でPORIさんのアルケミーのビスが外れてしまった。
工具が全てザックに入っているため、クラストした斜面でザックを降ろす羽目になる。
ヒヤヒヤドキドキものだ。
ドライバーを貸したが、ビスを留めようとしてもなかなか留まらない。
あの低温強風での素手での作業は無謀だ。
ザックからタイラップをだし、ビス留めする所をタイラップで固定し応急修理。
そのままコルに上り詰める。
申し訳ないがアルケミーは冬山登山では使えないと思った。おれの前を歩くアルケミーは必ず壊れてる(若干2名)
強風の中、コルで皆が待っていてくれた。
休憩する暇もなく、コル下で滑走準備し視界の悪いボールを順番に滑り降りる。
masaharuさんが下でビデオ撮影してくれていた。
ボウルを滑り降りたらほっとした。
あとは、登った道を滑り降りるだけ。
駐車場に到着し本日の山行終了。

今回のイワヲは、滑りを楽しむことは出来なかったが装備の重要性が良く分かった。
エマージェンシー用の道具はザックでは無くもっと出しやすい所に入れておかなければ使えない。
ザックのベルトに工具用のエマージェンシーポーチをつけよう。


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