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MSR Denali Asenshion改クリッカー仕様(No.4)
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No.1
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No.01 |
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改造前の
MSRです。
重量1,775gカタログ値より少々重いですが、まあいいでしょう。
旧タイプのスノーシューと比較すると、
サイドレールの形状が攻撃的になりました。それに伴ってクランポンの後ろの歯が無くなり、歯の形状が変更になっています。
旧タイプのクランポンにあった打ち出しが無くなりクランポン全体がフラットになっています。
また、クライミングサポートの位置が3段階に調整出来るようになり、ブーツのサイズに合わせて調整出来るようになりました。
あと、ストラップに付いていた「矢印」が無くなっていました。 |
No.02 |
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さて、
MSRの分解です。
スノーシュー本体とクランポンを留めているリングを外します。
心無しか旧タイプのものより柔らかくなっているようです。
旧タイプのものは外すのに苦労しましたが、あっさり外れました。 |
No.03 |
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クランポ
ンが外れたら、クランポンとストラップを留めているリベットをドリルで揉んで外します。
揉む時は5mmのドリルがいいようです。
揉むだけできれいに外れます。
ドリルのサイズは大きくても小さくてもリベットを外すのに苦労します。
クランポンからストラップが外れたら、MSRの作業は一段落です。 |
No.04 |
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続いてク
リッカーの分解です。
トーピースとヒールピースをクリッカー本体から外します。
トーピースを留めている2本のビスとヒールピースの前側の2本のビスは、ビスの頭がカシメられています。さらにネジロック剤で固定されているので外すのが
大変です。
まず、ビスのカシメられている部分をドリルで揉んで取り除きます。
あとはネジを緩めるだけですが、ネジロック剤が強力でちょっとやそっとの力では外れません。
インパクトドライバーでなんとか外す事が出来ました。
ヒールピースの後ろの2本のビスはカバーされていて上からは見えません。このビスはカシメられていないので、そのままインパクトドライバーで外す事が出来
ました。 |
No.05 |
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分解され
たクリッカーです。 |
No.06 |
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クリッ
カーのトーピースとヒールピースを取り付けるプレートを用意します。
今回は前回作った intertec / Step-in plate for
SHIMANOのインサートプレートを利用して作る事にしました。
クリッカービンのトーピースとヒールピースの穴の位置に合わせて、プレートに穴を開けます。
ビスの穴は位置決めが決まれば穴を開けて終わりです。
ヒールピースを留める真ん中の大きな穴は、ビンディングで合わせてけがいたあと、ドリルで穴を開けヤスリで削って整形します。
この整形を失敗すると、最初からやり直しになりそうです。 |
No.07 |
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プレート
にトーピースとヒールピースの穴開けが終わったら、パーツを仮留めしてブーツをセットしロックと解放が出来るか確認します。 |
No.08 |
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プレート
をクランポンに固定するための穴を開けます。
クランポンはあまり穴を開けたく無かったので、クランポンの後ろの4つの穴はそのまま利用し、先端だけプレートに合わせて穴を開けました。
プレートには後ろの4つの穴を開けました。
ここで問題が発生しました。
ヒールピースのリリースレバーがクランポンを留める穴の上に来てしまいました。
リベットで固定しようと思っていたのですが、これでは固定出来ません。
仕方が無いので、サッシビスを穴に入れた状態で、ヒールピースを固定しました。 |
No.09 |
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ビスにネ
ジロック剤を付けビスを取り付けます。
トーピースの2本のビスとヒールピースの前側の2本のビスはネジロック剤を付けて締めたあと頭をカシメます。 |
No.10 |
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出来上がったプレートをクランボンに取り付けます。
全部サッシビスで固定した方が見た目がきれいですが、今回はヒールピースの後ろの2つ以外はアルミリベットで固定しました。
続く
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しつこい様ですが、改造を行う場合、全て自己責任で行って下さい。
このページを参考にして行われた改造によるトラブル、事故等に関して、当方は一切責任を負いません。 |