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EPIガス充填器
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注意
ガス等の知識のない作者が作ったこのページの記述には誤りがあるかも知れません。
このページを参考にして作成された充填器で発生した事故、トラブル等に関して当方は一切責任を負いません。
ガス充填の際に発生したガス漏れ事故、ガス爆発等に関しても当方は一切責任を負いません。
作成、改造等は全て自己責任で行って下さい。
引火性ガスを取扱いますので爆発の危険性があります。作業にあたっては火気等に十分注意してください。
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No.01
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ガスカートリッジの再充填の原理はライターガスの充填と大して変わらないと思います。
要は上のボンベの液化ガスを重力と圧力差で下のボンベに移動させるだけです。
それなら、ライターガスのカートリッジをそのまま使ってやろうと思い、手持ちのライターガスのカートリッジで作る事にしました。
ノズルの径もEPIのカートリッジにぴったりです。 |
No.02 |
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ライターガスのカートリッジのノズルを金ノコで切り取ります。
EPIのガスカートリッジは密栓コマとパッキンでガスが漏れないようになっています。
ノズルをこのままガスカートリッジに押し込んでも、ノズル先端の穴が密栓コマに押し付けられ穴が塞がってしまいノズルの中にガスが入って来ません。
そこで、切り取ったノズルの先端部分の横に穴を開けます。
ドリルで穴を開けてもいいのですが、今回は面倒なので金鋸で切り込みを入れました。
これで充填器のノズルの片方が出来ました。 |
No.03 |
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もう一方のノズルは、ライターガスに付属の変換アダプターを使います。
何種類かあるアダプターのうち、径の細いものを使います。
変換ノズルも同様に先端の横に千枚通しで穴を開けます。 |
No.04 |
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穴を開けた変換アダプターに2.で作ったノズルを最後まで押し込み、パッキンを取り付けます。
ガスカートリッジに取り付けた時パッキンの位置が1〜2mm隙間ができるようにノズルの長さを削って調整します。
この隙間が無いとノズルが密栓コマを押せないのでガスが出ません。
今回は手持ちで適当なパッキンがあったのでそれを使いましたが、内径のあったOリングがあればそれでも構わないでしょう。
Oリングを使った場合、ノズルが長過ぎるので短く切る必要があります。
長いまま使うと密栓コマが押されたまま戻らなくなり、ガスが噴出し非常に危険です。 |
No.05 |
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ガスカートリッジに取り付けて不具合が無いか確認します。
思ったより簡単にできました。 |
No.06 |
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実際にガスを充填してみます。
冷凍庫で冷やしておいたカートリッジを下にして、お湯で暖めておいたカートリッジに充填器を付けて押し込みます。
こうすると、カートリッジ間の圧力差が大きくなって早く充填出来ます。
シューッと言う音と共にガスが下のカートリッジに充填されているのが分かります。
充填器を押し込む時と外す時に若干ガスがもれましたが、問題なくガスの充填ができました。
まだ試していませんが、変換アダプターだけを使えばカセットガスからも充填ができそうです。
ガスは満タンに充填すると生ガスが噴出し非常に危険です。
未使用のカートリッジの重さを測定しておき、それ以上充填しないように注意する必要があります。
充填しすぎた場合、カートリッジの上下を逆にすればガスを戻せます。
この充填器を使用するとガスをブレンドする事ができます。
ガスカートリッジ規格の各カートリッジのブタンガスとプロパンガスの割り合いから、R40gとEXS60gを充填するとガスの成分がブタン72%、プロパ
ン28%となりほぼウインタースペシャルと同等のガスができるはずです。
また、カセットガスは100%ブタンですからカセットガス30gとEXS70gを充填するとガスの成分がブタン72%、プロパン28%となり、これもまた
ほぼウインタースペシャルと同等となるはずです。
EPIガスカートリッジは再充填を考慮していません。
再充填には引火、火災、爆発等の危険性が伴います。
十分注意して作業を行う必要があります。
また、使用するカートリッジもキズ等のない状態の良いものを使う必要があると思います。
再充填用のカートリッジは強度の点からエキスペディションスペシャルがいいと思います。 |
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最後の注意です。
このページを参考にして作成された充填器で発生した事故、トラブル等に関して当方は一切責任を負いません。
ガス充填の際に発生したガス漏れ事故、ガス爆発等に関しても当方は一切責任を負いません。
作成、改造等は全て自己責任で行って下さい。
上記に承諾できない場合は、充填器の作成をお止め下さい。
作成した時点で、承諾したものとします。 |