毛無峠から余市岳方面を望むと、魅力的な疎林の斜面がいくつも見える。 滑ってみたいと思いながら、登り返しがイヤなのでなかなか足が向かわなかった。
今回はしたらさんが次回の偵察に行くと言うので付き合ってみた。 同行のひかるくんとは一年ぶりの再開だ。 去年は毛無オートルートで一緒に遊ばせてもらった。
 ハイク無しでの一本目。 心の準備もなく、普通にゲレンデを滑るように斜面を落とす。 ちょいとボードには木が五月蝿いがスキーは全く気にならない様子で楽しげに滑っていった。
雪質はいい。 でも、イマイチ感動がない。 どうも登りがないのでハイクの達成感がなく物足りない。
300m近く落として、さて登り返し。 やっと山らしくなってきた(笑)
今回は男ばかりなのでハイクの最中の話題がオヤジっぽい。 ゲラゲラ笑いながら登り返し、隣の沢へドロップ。
実は一本目は当初狙った沢の二つほど奥の沢を滑ってしまったのだ。 偵察という気楽さもあって全てオッケーオッケーだ。
入り口が判りにくいのでGPSに入り口のポイントを登録しておいた。
二本目は200m程落とす。 ここもブッシュが濃いがなかなかいい感じの斜面だ。
「おお、いいじゃん!」
しらたさん、ひとりで下まで降りちゃうし(笑)
前日、しらたさんが付けた登りのトレースに合流し300m程登り返す。 登り返している時に隣の尾根に疎林のいい斜面を発見。

「あそこ、いい斜面だねぇ。」 なんて言ってたら、
「じゃあ、滑るか。」
としらたさん。
さすが、しらたさんだ(笑)
グルッと回り込んでドロップポイント到着。 結構近かった。
実際、ドロップポイントから下を見ても斜面が空いているようには見えないが、対岸からは確り斜面が見えていたので、自信を持ってドロップ。
「おおおっ。。。いいじゃん!」
今日滑った中では斜度も一番あってバーンも広いし、何よりも雪が冷えてサラサラで気持ちがいい。
スプレーも綺麗に上がってる。
さいこ〜〜〜。
三人でニヤ付いて
最後の登りに取り掛かる。 一度付けた登りのトレースをたどればいいだけなのでお気楽だ。
お気楽なんだけど、結構足に来ていた。 9時過ぎ出発で戻ったのが16時過ぎ。 12時間以上も行動していれば疲れるのは当たり前か。
おかげで3kgも体重が落ちた。 夢の60kg突入だよ(笑)
移動距離:12.7km 行動時間:13:30 標高差:650m
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