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No.09 |
2007/02/25 羊蹄山 晴れのち曇 粉雪かな |
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ポケベル待機のため小樽を出発できたのが7時。
遅い出発なので2、3時間のハイクで済むお手軽な山を滑ろうかと思っていたが、こんな快晴の日はシーズン中にそう何度もある訳はない。
倶知安に近づくとアンヌプリやイワオ、ワイスが青空の下にくっきりと見えた。
車を進めると羊蹄山がその姿を現して 「おいで、おいで」と言っている。
ああ、これは羊蹄に行くっきゃないでしょう。
たかと待ち合わせた登山口に遅れて到着。
駐車場には10台近くの車が停まっている。 ここもメジャーなポイントになってしまったんだねぇ。。。 と感傷に浸っている場合ではない。 たか達はもうほとんどハイクの準備がすんでいるではないか。
そそくさとハイクの準備を済ませてハイク開始。
正直、羊蹄山を上る自信はなかったのだが、 自分を確かめるために登る必要があったのだ。
ハイク開始早々は快調快調。 こりゃいくらでも登れるわ。と思えた。 禁煙効果絶大である。

ところがどっこい、時間を追うに従ってドンドンたかから遅れていく。 「ああ。。。全然ダメジャン」
最初は、たか達に遅れないようにと頑張ったが、どう考えても追いつきそうもない。 このままたかのペースに着いて行ったら途中でばてるのが目に見えている。
ハイクの基本は自分のペースで登る!だ。 「マイペース、マイペース」と自分に言い聞かせながら登る。 天気さえもてば、遅くても必ず目的地に着くのだから焦っちゃいけない。 一歩一歩登ればいいのだ。
たか達を随分待たせてしまったが、マイペースで疲れることなく登る事ができた。
全然登るのが遅いと思っていたが、気が付けば午前中に1,300mまで登っていた。
9時出発で3時間で標高差1,000m。
これって、全然遅くないじゃん。 たか達が早すぎ?
よくよく考えたら、ほぼ同時に出発したスキーヤーとはほとんど変わらないペースで登れていた。 先行トレースがしっかりしていて登りやすかったのを引いても充分イケテルか。
なんだか自信が持てた。
とりあえず一本落としますかと1,300mちょい上から100m程落とす。 いやあ、意外にいい雪。 楽しいわ!
気を良くして1,450mまで登り返し、雲が切れるのを待って初めての斜面に滑り込む。
滑り出しがちょっとパリパリだったけど、ここもいい!
雪が非常に安定していたので、 思いっきりでかいターンを決め、 もう一発と思った瞬間にボードの裏にガスンと衝撃がきて前方宙返り。
パウダーの下にデブリが隠れていた。 こりゃ、ちょっと用心して滑らなきゃまずそう。
全体的にいい感じだったが、隠れキャラのデブリは減点の対象だな。
この斜面、雪が少ないせいか地形がメチャクチャ面白い。 ギュイーン、ギュイーンって感じ。
初めての斜面を楽しんだ後は、そのままトラバースして何時もの斜面に入り、下まで滑り降りる。
ここも雪が少なくて斜度が急。 地形も埋まっていなくてジェットコースターのようで楽しい。
最後はガリガリのデブリに閉口しながら下山。
やっぱり羊蹄!いいじゃん!!
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