三連チャンで羊蹄だ。
最近羊蹄山がお気に入り。
先々週と同様の快晴で尻別岳、羊蹄山には雲ひとつなく全貌が見渡せる。
尻別岳はどんどん雪が少なくなっていて山肌が現れていたが、羊蹄山はまだまだ冬景色。
8:15 スタート
7:30に登山口に集合し、用意を済ませて出発する。
つぼ足でも行けそうだったのでシューはやめてアイゼンで行く事にする。
アイゼンを装着してビックリ。
アイゼンが両方とも右足用だった。
前回の羊蹄で誰かが間違ったのかなぁ。
仕方が無いのでスノーシューで登る事にする。
登山道沿いに高度を稼ぎ小休止を数回入れてハイクする。
今回もいい感じで登りが楽チンだ。
でも、天気が良く風も無く非常に暑かった。
木陰がある度に木陰に入り込み涼みながら登る。
ホント暑いよ。
こんな天気だと、海に行きたくなる。
もうそろそろ、海に行こうかな。
1,500mまでは快適なハイクだったが、雪が湿っていてMSRにくっ付いて重くなるのには閉口した。
1,500mから上はガリガリだったりモナカだったりして登りにくかった。
13:35 山頂到着
呆気無くピーク到着。
なんで今までピークに来れなかったんだろう?
ここに来て羊蹄は3回ともピークまで来れた。
不思議だ。
京極から見るお釜は比羅夫側から見るのとはちょっと違った感じだった。
標高が高いのでお釜が深く見える。
ピークからの360℃のパノラマを堪能する。
お釜を滑りたかったが、ドロップポイントが無くお釜滑走は断念。
14:20 滑走開始
先行のグループがドロップするのを確認し、少し標高を落として滑走準備。
ガリガリの急斜面での滑走準備は緊張する。
滑落したらやばいと思うとドロップするのも慎重になる。
横滑りで少し高度を落とし、慎重にドロップ。
うわぁ、硬い!
ターンすると上から削られた氷がバラバラ落ちて来る。
雪面がモナカを通り越して完全に凍っているのだ。
それがくだけて落ちて行く。
こんなに緊張して滑った事は無かった。
高度を落とすに従って雪が柔らかくなり、1,500m辺からはちょっと固めだが快適な雪質になった。
それもノートラック。
3人で貸し切りだ。
適度なザラメでスピードが乗って楽しめた。
壁に当て込みながら滑り降りる。
うわぁ〜〜楽しい。
1,100m辺からは林間を滑り降り高度を落とす。
もうちょっと疎林だったらもっと楽しめたかな。
700m辺から板掴みが出始め、板が進まなくなる。
気持ちのいい方に滑ると帰るルートから離れてしまうので気を付けながら滑るが、やっぱり離れてしまう。
いかんなぁ。
現在位置を調整しながら滑り降りる。
最後まで滑って戻れるかと思ったが、駐車場目前で板が停まってしまった。
振り返ると自分達が滑ったトレースが見えた。
トレースを眺めて余韻に浸り、つぼ足で駐車場まで戻る。
15:20
駐車場到着
帰りに京極温泉で汗を流し、露天で自分達の滑ったトレースを眺めながら次回は何処を滑ろうかと盛り上がる。
やっぱ羊蹄楽しいわ!