1999-2000 シーズン


No.30 2000/03/14 ニセコひらふ

今日の道は非常に滑りやすく、良くスリップした。

それでも、8時15分にはゴンドラに到着。

着替えて、ゴンドラに列び、8時25分に乗る。
5壁を見ても昨日のままといった感じで滑る気にならず、そのまま6Cに列び、ゲートオープンを待つ。6Cに乗ってから、何時ものように第7、アルペン第4を見比べてどちらに行くか決める。

上はガスがかかっていて、アルペン第4リフトは見えない。第7が動いているのが見えたので第7に向かう。
パトロールが乗っているので、ちょっと待たされると思ったら、着いたときにはゲートが開いていた。

そのまま、リフトに乗る。
前に乗っているのはパトロールだけ。アルペン第4はまだ動いていない。
リフトを降りた後なぜかパトロールが滑っていかないので、本当の第7朝一ファーストいただく。

ノートラックのバーンは非常に気持ちがいい。
クリーミーなすねパウを心から味わえた。

もう一本第7を登るが、まだ、アルペン第4は動かない。
もう一度、第7に滑り降りる。滑り降りて、アルペン側を見るとやっとアルペン第4が動きはじめた。

自分がリフト降り場に到着するのが早いか、アルペンの先頭が降りるのが早いか。
アルペンの先頭が先にリフトからおり、ファーストトラックを刻んで行く。
彼は、アルペンのパトロールだ。

ちょっと遅れて、第7からアルペンにトラバースして、アルペンリフト下のパウダーをいただく。
取り敢えず、第7、第4のファースト独占。
今日は、これで帰ってしまおうかと思ったが、結局もう少しもう少しと第4がギタギタになるまで滑ってしまった。

その後、ピークは見えないが山頂にハイクする。
尾根筋に出ると、非常に風が強く飛ばされそうだったが、なんとか避難小屋に到着。先客が3名いた。
あまりに風が強いので、避難小屋で風がやむのを待っていたが一向にやむ気配がない。

仕方がない、意を決してドロップ。
斜面に降りると思ったほど風が無く、快適な膝下のパウダーランが出来た。

その後、花園を滑るがほとんど荒れていなくて、満足できるパウダーだった。

見晴らしを滑って帰ろうかと思ったが、いい気分で帰りたかったのでそのまま帰る。

今日でパウダーは最後かもしれない。
でも、最高の一日でした!
 
 今日、藤原の沢で事故があったようだ。

 花3降り場の上にパトロールが4、5人、担架を持って立っていて、
 次にリフトから見たときには2人になり、
 その次は、スノーモービルと共に担架を引いてリフト下の連絡通路を滑っていた。

 第7からトラバースしたか、花3から藤原の沢へドロップした一団だろう。

 パトロールの慎重さが妙に印象的だった。
 きっと、相当あそこは危険な状態なのだろう。


雪山に入る101のコツ

バックカントリー120ルート 1

バックカントリー・ハンドブック Vol.1


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