1999-2000 シーズン


No.29 2000/03/12 アンヌプリ北斜面

343でスノーシューを借りる。

今日はくりすとさなと一緒にバックカントリーに行く。

朝一ゴンドラからC6第7を乗り継いで、3人で第7ファーストをいただく。

金曜日より新雪が薄いが、まだ動いていないアルペン第4リフト下を滑り、アルペン第4乗り場まで一気に降りる。

アルペン第4を登り、もう一本第4を滑りたかったが、さなが体力が持たないと言うので、そのままピークに登ることにする。

アルペン第4降り場でスノーシューに履き変えて山頂を目指す。

山頂は風が強く視界が悪い。
この状態で、北斜面を降りる気にはならなかったが、渡辺さん達も登ってきて北斜面から花園に抜けるらしいので、様子を見る。

行けそうなので、くりす自分さなの順で北斜面を降りる。
視界が悪く、自分の位置が判らなくなる。斜度の感覚とスピード感が無くなり、急斜面を結構なスピードでターンしたとき、ターンしたまま下に落ちて行く感じがした。こんなことは初めてだ。

天気が良ければ最高の斜面を滑ることが出来ただろうに、視界不良で残念だ。

その後トラバースして正面にイワオヌプリを見る。中腹に来てやっと視界が開けた。素敵な景色だ。イワオヌプリを見ていると、あそこの斜面を一気に滑ってみたくなった。

さらにトラバースして、五色沼温泉が見える位置まで移動して、緩斜面を五色沼温泉に向かって滑り降りる。

五色沼温泉で小休止後、テレビ塔沿いにハイクする。最後に面つるバーンが開けていて、膝下パウダーを気持ちよくいただく。下から見るとその斜面の先に大きなクラックがあって今にも崩れそうだった。

その先に、滑り降りた所よりも斜度があるいい斜面がノートラックで残っていた。あそこも滑ってみたい所だ。

アンヌプリに降り、ゴンドラ、リフトを乗り継いで山頂まで行き、白樺、2壁を滑って駐車場まで戻る。

もう少し沢山滑りたい気もしたが、結構疲れているて、足がだるかった。

今日は、くりす、さなに本当に世話になった。仲間とはありがたい。

貴重な体験が出来た一日だった。



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