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No.23 |
2000/02/18 ニセコひらふ |
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ゴンドラ始発には間に合わないが、適当にいい所はあるだろうと思った。
9時くらいに着くと思ったら、8時半前に着いた。
ゴンドラはまだ動いていなかったので急いで着替えて、ゴンドラに並ぶ。 出遅れてしまったが、なんとか間に合った。
昨日積雪が少なかったのか、5壁は昨日のラインに10cmぐらい雪が積もった程度。
ゴンドラを降りた時点で、6Cが動いていたのでそのまま6Cに乗る。
今日は天気がいいので、第7、アルペン第4がよさそうだ。
第7、アルペン第4どっちに行こうか迷っていたが、6Cを降りると、第7は動いているが、アルペン第4はまだ動いていない。
第7に直行し、ゲートオープンを待つ。パトロールがファーストトラックを刻んでいる。彼が降りてきたらゲートオープンだ。
ゲートオープン。4番目に乗れた。
さっき滑っていたパトロールがリフト乗り場の係員をやっていたので、「どうですか?」と聞くと、「重いです」と答えた。
絶対ファーストトラックを取ってやろうと気合いが入る。 このためにクリッカーにしたのだから!
リフトを降りると、先頭の3人がもたもたしている。 クリッカーが一発で決まり、そのままドロップイン!
やったー!
何と気持ちのいい一本なんだろう。目の前にはパトロールの付けたトラックしか無い。最高の一本だった。それもひざを超えるパウダーだ!
こんなに気持ちのいいのはピークを滑って以来だ。最高!
滑り終わって、アルペン第4を見るとまだ動いていない。 もう一本、第7に乗る。
第7に降りるか、アルペン第4に向かって滑るか迷うところだ。 リフトに乗っている間中、アルペン第4を見続ける。
リフト降り場に、着く直前にアルペン第4が動き出した。
これはもう、アルペン第4に行くしか無い。
第7から少しトラバースして、第4に向かって滑り降りる。
何と気持ちのいい一本か。そのまま第4のリフト脇を滑り降りると、リフトから「こら!」と言う声がした。
怒られたって気にしない。 最高のファーストトラックを2本もGET出来たのだから。
リフト乗り場で、「いいすね〜」と笑顔が漏れる。ホントにいい日だ!
アルペン第4に乗る。
今日はここが荒れるまで滑って、その後ピークを目指すことにする。
リフトに乗っていると見慣れたやつが滑り降りてくる。 さっきの声はあいつだったのか。
自分が滑っている時に、あいつがリフトに乗っていて、自分がリフトに乗っているときに、あいつが滑っている。この繰り返しが何度と無く続き、それが終わったころに第4はずたずたになっていた。それでも残っているところを何本か滑り、第7に移動する。なるべく誰も滑っていないところを選んで滑った。
そして、そのままピークを目指す。
ピークに着いたころに、吹雪模様になり、しばらく晴れるのを待つが一向に明るくならない。しびれを切らして先に降りていった連中が、填まって動けなくなっている。結構、深い。
自分も、待ちきれず滑り降りる。
視界はまずまず、それにしても深い。股くらいか?でも、ちょっと重い。
ゆったりとしたスピードで滑り降りる。何とも言えない時間が過ぎていく。
一度転んだらとんでもない深さだった。
その後、花園を滑ると山頂よりも雪が軽い。 そこでも、猿になってしまった。
いい加減滑って、やっと気持ちの整理がつき、最後に見晴を一本滑り、帰る。
今年の見晴の荒れようは酷いが、今日は結構きれいにパウダーが残っていた。
ホントに今日は、楽しい一日だった。
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