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No.07
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1999/12/19 ニセコワイス
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ワイスの山頂は、数本のトラックしか入っていない。
これなら、思う存分パウダーが楽しめると思ったが、当てが外れた。
ワイスホルンの駐車場に車を止め、ゲレンデを見るとリフトが動いていない。
戻って来たスキーヤーに聞くとリフトは止まっていて、雪上車が一回300円で上まで運んでくれると言っていた。
ワイス高原ホテルの方のリフトが動いていたのでそちらに移動する。
リフト券売り場に「第一、第2リフトのみ運行」と書かれている。
リフト乗り場の係員に聞くと、山頂リフトの運行の予定は無いという。
山頂のトラックはハイクして付けたのか・・・
もう、ワイスに来ることも無いのかなぁ。
そう思うと、もう一度山頂から滑りたくなった。
一人、山頂に向かってハイクアップ。
雪の上に座って、一人で見る景色はとても素敵だ。
全てが、自分の眼下にある。アンヌプリの人ゴミの山頂とは全く雰囲気が違う。
降りるのが勿体ない。
浸ってばかりはいられないので、呼吸を整えて滑り降りる。
ゆっくりとドロップしていってファーストターン。
トラックが一本も無い綺麗な斜面だ。笑顔が出てしまう。
その後、どうしていいかわから無くなる。
まっすぐも降りたいし、ターンもしたい。
迷いながら、4ターンして緩斜面まで降りてしまった。
あっけない一本だった。
振り返ってみると、自分のラインが綺麗に描かれていた。
ありがとうワイスホルン。
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